ぎっくり腰は脱臼!?
- curefukayamethod
- 2020年10月14日
- 読了時間: 2分
おはこんばんちは
六本木のCFMです
梅雨が明けるのかと思いきや、なかなか明けない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか
私は昨日つくばエクスプレスが落雷により止まっていたので大変な目に遭いました
さて、今回は
「ギックリ腰は脱臼!?」
と題しましたが
私が以前から提唱していた
仙腸関節脱臼 = ギックリ腰
の話です
ギックリ腰・・・いまだにハッキリとした定義の無い急性腰痛の一種です
西洋の方では
「魔女の一撃」
なんて物騒な呼び方をされたりします
しかしてその実態は?
仙腸関節の脱臼な訳です
仙腸関節は骨盤の後方の関節で、
股関節の動きに同調して動きます
(腕の動きに肩甲骨が同調するように、寛骨(骨盤の左右の骨)が脚の動きに同調します)
骨盤を後方から見た写真
(すみません、左側だけです)
右側の仙腸関節
こんなゴツゴツした関節にいくらかの軟骨が挟まって構成される訳ですね
穴ぼこがいくつか開いているのが仙骨で、
両サイドに寛骨がドッキングするようになっています
(ちなみに寛骨は腸骨と恥骨と坐骨が合体した骨です)
んでもって、ギックリ腰の際にはここの関節がおかしくなる訳です
具体的には、仙骨に対して寛骨が前方に行き過ぎてしまって起こることがほとんどです
なので整復方法(位置を戻す方法)としては、
うつ伏せに寝て、仙骨を押さえながら寛骨を引き上げる操作を行います
これで大抵の場合は大丈夫
しかし、ギックリ腰にも様々な状態が存在します
それを見極めて適切に対応しなければ、症状の解決にはなりません
細かい状態や対応なんかは書き始めるとまた長くなるのでやめておきます
最後にもう一度叫んでおきます
「ギックリ腰は仙腸関節脱臼です」
この考え方がスタンダードになるのはいつのことやら
今回はこんな感じで
六本木のCFMでした
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