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炎症と痛み②

おはこんばんちは

六本木のCFMです

街宣車が「新型コロナウィルスはただの風邪です」って言い回っている

今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか

私はブログを途中書きにしているのがどうにも落ち着かない感じです

そんな訳で続きです

前回のこのテーマは内容が込み入っていたせいか、

反響ゼロでした・・・

しかし最後まで書かないと落ち着かないので続きです

もうヤケクソで今回はマニアック感全開で行きまーす

前回は構造物の損傷から発生する炎症がテーマでしたが、

今回は

「外敵の侵入による炎症」

です

炎症の定義は前回と同じ

「軍が動くこと」

です

軍とは白血球などの免疫細胞を指します

では

「外敵侵入」

(鈴置洋孝さんに言ってもらいたい)

の話始まります

まず、明確にしておかないといけないことがあります

それはどこからが体内なのかということ

言い換えれば

「どこが国境なのか」

です

実は鼻の中、口の中は体内にして体内にあらず

それは食道や胃、腸の中もそう

(気道や肺もだけど、デリケートなので警備や防衛機構が厳重

だけどそれを抜けて入り込まれるとヤバい)

そんな微妙な造りになっています

極端な話、鼻や口や食道、胃、腸などの消化管は体外と考えても良いぐらいの

「緩衝地帯」

なんです

(ちなみに胃酸の存在は人体にとっても外敵にとっても脅威なので

胃より先に外敵が侵入するのは条件が揃わないと難しいです)

この緩衝地帯は、物資の流通のために必要不可欠な部分で、

外部からの侵入という危険に常にさらされている地域です

(食べ物や空気は必要だけど、そういったものと一緒に招かれざる客がくるのは必然)

体の外側は表皮という鉄壁の城壁に護られています

しかし、鼻、口、消化管の内壁は粘膜という薄い上皮で区切られているだけなので、

本当の体内(組織内)への外敵の侵入が容易な部分です

(侵入が容易な場所は、一応軍の配備が厳重になっています)

よって、菌やウィルスなどの外敵は基本的に粘膜から侵入します

(皮膚も怪我して破綻したりすると外敵が侵入できるようになっちゃいます)

そして、外敵が侵入すると

スクランブルです

白血球などの免疫細胞達がわんさか集まってきて外敵を攻撃します

これが今回の炎症です

そして、外敵の種類によっても対応が違ったりします

 菌 = モビルスーツ(ガンダムなどのロボット)

ウィルス = 工作員

と、仮定しましょう

その他にも病原体は多種いますが、

そういったものは戦車や戦闘機みたいなイメージで

(細胞の体を成してるやつは乗り物系ってことで)

実は組織内の自軍は、

モビルスーツや戦車、戦闘機のような細胞レベルの部隊で構成されています

なので工作員相手だとちょっと問題があります

(菌相手でもいろいろ大変ではありますが、それはまたいずれ・・・)

工作員をモビルスーツで駆逐するのは大変なので、

サンプルを捕まえて構造を分析します

そしてその工作員を専門に狙う兵器を作成します

(工作員の種類や所属に応じて兵器を作らないといけません)

これが抗原(外敵)に対しての抗体(武器)な訳です

イメージはモビルスーツで工作員捕まえて、

ラボに送ってデータ取りしたらバグ(F91に登場する兵器)にインプットして発射

みたいな感じです

対ウィルス(工作員)に関しては

このバグ(抗体)の準備が出来るまで

地道にモビルスーツで捕まえることしかできません

それまでの間は

「当たらなければどうということはない」

って感じで結構自由にやられちゃいます

ちなみにワクチンなんかは

① 弱らせた工作員

② 工作員の死体

③ 工作員の体の一部

なんかを組織内に入れるものです

そんでもって軍が回収して

それ用のバグ(抗体)を予め作って放ってくれる訳です

(抗体の有効期間はウィルスの種類によって異なります)

そのバグが組織内にブンブンしてる個体内にウィルス(工作員)が

「白兵戦を仕掛ける」

なんて侵入してくると、セイラさんにビビッて戦いを忘れなくとも

バリバリやられてしまう訳です

インフルエンザのワクチンだったり、その他のワクチンも理屈はこんな感じです

話を外敵の侵入に戻します

菌や、その他の細胞持った病原体でも

結核菌のようにアホみたいに個が強い奴とかも存在します

(細胞同士の戦いですが、ヒトの免疫細胞なんてそんなに強くないイメージ

膿なんかは白血球の死骸だなんて言われます)

うぅぅむ、まさにエース・・・

更には外敵によって好きな場所なんてのもあって、デリケートな場所が好きな奴等は厄介です

神経のそばや肺なんかはデリケートですから、

到達されてしまうと、それだけで駆逐が大変になります

例えるならジャブロー内部や、市街地などでの防衛戦みたいな感じですかね

ウィルスは基本こちらの細胞内に入って増殖プラントを作ります

(ウィルスそのものを殺す薬は無いですが、

細胞内に入ったウィルスの働きを阻害して増殖させないようにする薬はあるみたいです

増殖できない工作員はいずれバグにむっ殺されます)

コロナウィルスなんかは肺が好きみたいなんで、肺を目指して進むんでしょう・・・

細かいことは不明ですが、バグのスタンバイと大量生産が間に合わなかったら

デリケートな場所の細胞内に増殖用のプラントを作られることになります

即ち、こちらの重要拠点の一部が敵の軍事工場及び拠点に変わってしまう訳です

(これが例えば結核菌だと、菌なのでこちらの細胞内には入れずに別棟で基地を作ります

それはそれで非常に困ります・・・)

とにかく、戦場として適していない場所で戦うのは体内に於いてもマズイということです

もしかしたら新型コロナは脇目も振らずに只々肺を目指すために、

無症状と重症の大きな差が生まれるのかもしれませんね

目標とする地点に最速で到達しようとするのはそれだけで脅威です

もちろん憶測以外のなにものでもありませんが

ところでこれらの外敵に対する戦闘で、各所で痛みが発生しているかというと・・・

明確な自覚症状としての痛みはかなり限られた部分になるのではないでしょうか?

戦場が前線の場合は痛みが出る場合もあります

のどや鼻なんかは痛かったりもしますよね

しかし、戦場が肺などの深部になった場合などは痛みどころではないので

特に痛みを感じる機会は少ないと思います

ちょっと余談です

病原体の侵入を戦闘に例えて炎症を説明して参りましたが、

戦闘に於いて「絶対」はありません

それは条件が様々に変化するためです

これは人間の世界での戦闘でも体内の戦闘でも同じです

軍事力も免疫力も医療も過信してはいけないです

さて、キリも悪く話も中途半端で気持ちが悪いことこの上ないタイミングですが

本題を話すのに必要な材料が出そろったので、先に進みます

炎症と痛み・・・

日常の体の各部の痛みを炎症のせいと解釈するためには、

外敵の侵入により起こる炎症でも常に痛みが発生しなければスジが通りません

しかし、外敵の侵入で起こる炎症については、

炎症が起こる箇所によって痛みの有無も痛み方も異なります

この時点で

炎症 ≠ 痛み

ということになります

炎症とは

免疫細胞等の働きに関わる事象であり

痛みとは

その部位で芳しくない状態が存在するというシグナルでしかないということです

(※飽く迄「深谷理論」による解釈です)

さて、体の各部で起こる痛みは一概に炎症ではないことがお分かり頂けたと思います

そして運動器の各部で、痛みという情報を中枢にマメに上げてくれているのは結合組織な訳であります

(これも「深谷理論」の仮説でしかないですが)

これを踏まえた上での日常の痛みに対しての解釈としては

「炎症を起こしていないけど痛みを上げてくる程に結合組織の状態が悪い」

ということになります

出来ればこの状態のうちに対応しておきたいですね

結合組織が情報を上げてくれるのも限度があって

本格的に動きの無くなった結合組織は情報を上げてくれにくくなりますから

(恐らく動きの中で状態を検知して、問題があれば情報を送ってくれているんだと思います)

背中や腰が曲がり切っちゃった人なんかは、意外に自覚症状無かったりします

(でも血圧とかはヤバいことが多い)

さっきの肺炎までいくと痛くないってのとちょっと似てますよね

と、いうことでこれらの情報から、結合組織を健康に保つことで

痛みが無いだけでなく、健康な体を保つことができると言ってもよいのではないでしょうか

やたら長いうえに最後こじ付けっぽくなってしまいましたが

今回はこんな感じで

六本木のCFMでした

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